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1.素晴らしき伊東屋さん B.P.編 Part42009/07/27

ここでちょっとショートブレイクを。今回整理も兼ねているうちに、多くの各社のリフィルが出てきた。ここで、本体にそのまま装着されているものも含めて5~10年以上前のものが全て問題なく使えることに気が付いた。要はB.P.のリフィルは1年スパンの短期間で見ても、殆ど意味が無いのではという考え。これを前提として短期間の感想に重点を置きたいと思う。

ありがたいことに、リフィルの物理形状には規格なるものがあり、多くのメーカーが準拠しているようである。一方、独自規格ではカランダッシュ、モンブラン、クロスなど・・・である。意外な組み合わせもある、セーラーがシェーファーで使えるなど・・・である。

ここで、B.P.を色々な視点から眺めてみたいと思う。奇抜なOnly Oneという機能で見ると、米国Fisher社であろうか。要は元々NASA仕様が関与していると思われるのであるが、真上でもインクフローが確立されているのである。

次に、メーカーがどれだけB.P.に情熱を注ぎ込んでいるかという点で見ると、Crossかもしれない。Crossは顧客からの長期的な満足度が高いと聞く。事実、CrossのBlueのBを使ってみたが、これほど滑らかで、しかも書いている実感が感じられるのは秀逸であるような気がした。

要は著名メーカーではコンセプトの差こそあれ、各々排他的なる優位性を持っていると思うのである。分かりやすく言えば、欠点しか見えない人には永久にモノは見えない。長所に気づく人にはモノの可能性も含めて全てが見える。

米国 Cross,Sheaffer,Parker, Fisher

フランス Dupont,Waterman,Cartier

ドイツ Montblanc,Pelikan,Schneider,Faber Castell

日本 プラチナ,パイロット,セーラー

イタリア Monteverde

14.鉛筆削り Part12009/07/27

鉛筆はナイフで削るのが自由度が高くて面白い。このスペイン製のシャープナーは、鉈で木材を切り落とす感覚で秀逸である。また、削れる角度の調整機能も付いている。当初、日本刀のような切れ味で削れていたもののの、さすがに使いすぎで最近切れ味が鈍く感じる。メーカーにオーバーホールに出す事とした。

この鉛筆削りは単に削るだけの存在ではなく、ステーショナリー空間として重要なる位置を占めていると考えている。
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