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13.Hugh Johnson's POCKET WINE BOOK 20092008/09/10

Rev.02 2008.9.10
英国ヒュー・ジョンソンのワインブック2009年版が出ました。ヴィンテージチャートは2007年まで掲載されています。やはり英国は北米とはかなり嗜好が異なるようです。日本のメディアでプロモーションの引き合いに出されている情報は北米が殆ど。本音ベースで書かれた資料は殆どメディアに出ませんが、それらの多くは本質を突いているので読んでいて面白いです。多分、フランス・英国等では日本ではお目にかかれない現地物のお手頃価格で秀逸のワインが楽しめる状況にあるのではと思います。

4.ボルドー 第4版 美術出版社2008/06/27

著者はロバート・M・パーカーJr.
著者のサイン入りです。総頁数1,565の力作でボルドー・ワインの奥深さを探求する上では必須の資料でしょうか。この本は単にワインの評価だけに留まらず、様々なノウハウ等多くのレポートも入っています。その為、読むだけでわくわくするような内容にもなっています。アンドレアス・ランブロー氏のFountain Pens of the Worldで、各万年筆が100点満点法で全て評価されているようなものといえば分かりやすいかもしれないですが、いずれにしても自分の舌で評価し、事細かに文章として表現し、資料として纏められた事自体、敬服に値します。素晴らしい資料本だと思います。後、殆どがスポンサーと繋がり、プロモーション活動も兼ねている出版業界の中にあって、美術出版社は比較的ベンダー・ニュートラルな感じがしています。

3.ブルゴーニュワイン100年のヴィンテージ1900-20052008/06/26

まずは、よくぞこのような資料を纏められたと感心する事しきり。アンリ・ジャイエ氏の談話、諸々の醸造日記等が基になっているとの事。昨今の、もういいかげんにして下さいと言わんばかりの営業トークでなく、本書は本音が垣間見れそうなので、今からわくわくしています。
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