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1.CARAN d'ACHE Part92009/10/01

エクリドール コレクションのアルルカンです。レトロに似ていますが少し紋様が大振りで、これも飽きが来ません。

1.癒しのPelikan筆記具2009/10/02

過去のペリカンのウッドケースです。当時のメーカーの使い分けを、想像からお分かりになる方居られますか?

1.名門メーカーSheaffer社 Part12009/10/03

最近影が薄れているようにも見えますが、前々から北米メーカーの筆記具は素晴らしいと感じています。それは過去100年間の輝かしい軌跡が証明しています。まずはSheaffer社のデスクペンです。

これから過去の資料をもとに素晴らしき北米,ドイツ、フランス、スイス、日本メーカーの製品を紹介していきたいと思います。長い目で見るとこれらの品質は極めてしっかりしており、アフターがメーカーのブランド力でもあります。例えば修理に出しても直らないメーカーは元々の製品自体に重大なる複数の欠陥を抱えており道具としては論外と言えるでしょう。

1.CARAN d'ACHE Part102009/10/04

エクリドール マヤ 
これもレトロと同じく2つの顔を持つ紋様で、ライティング角度によって美しさとともに強烈なるオーラを感じます。このマヤには、レトロ、アルルカン、シェブロンとは全く異なる小宇宙が存在しているかのようにも思えるのです。これは伊藤屋さんの丸の内カランダッシュ・フラグシップ店のプロフェッショナルのMさんもお好きな紋様。紋様も文字と同じく極めて奥深く迷宮に入り込むような世界だと想像します。角度を変えてご覧頂くと、俗っぽい表現で恐縮ですがラーメン紋様と斜めに並ぶ長方形が見えてくるかと思います。

カランダッシュのB.P.はいいですよ。字幅はF,M,B、色は黒、青、緑、赤を使っていますが書き味は秀逸、Only Oneです。最近は青Bの色合いと書き味に驚嘆しています。

最近、特に文字を含め紋様には何らかの呪術性・メッセージを感じます。旨く表現できませんが、気なるものを発しているというよりは受け手が何らかのものを感じ入っている様にも思います。

1.CARAN d'ACHE Part112009/10/10

カランダッシュの天冠で赤いものと現行とを比較撮影してみました。感想はどちらもいいですよ。

1.素晴らしき伊東屋さん B.P.編 Part7-62009/10/12

このB.P.を色々な局面で使ってみたが、やはり秀逸である。ワインで言うとコスパが絶大ということになろうか。この価格で大手メーカーが継続的に商品化できるかと言えば不可能である。それは現行製品の値付けが破壊され、その結果既得権が破壊されうるから。

モンブランの作家シリーズの万年筆とB.P.のリストプライス比はおよそ2:1である。ロメオ万年筆が7万円程度から想像するに、その半額の3万5千という選択肢もあったかもしれない。それでも筆記具の裾野を広げ多くの方々に使っていただきたいという想いから敢えて1万円以下にされたと思う。これは私の勝手なる想像にですぎない。茶縞とスターリングシルバーメッキの組み合わせは素晴らしい。単にスタ-リングシルバーと言えども組成が規定されているわけでなく玉石混交である。超優良店の伊東屋さんの商品化されるモノは機能・性能・価格・メンテナンス性ともども他メーカーと比較しても突出している。また、安直にスターリングシルバーをブラチナ、ロジウムとの資材費のみで見るのは間違いであろう。癒しを含めた輝きという意味ではスターリングシルバーを超える素材は見当たらない。それは欧州の貴族文化に根付いている亊からも確かである。

(結論)
このB.P.は現行の歴史ある有名メーカーの製品群で平然と3~5万円で売られているものと比較しても全く遜色はないどころかそれ以上の出来である。特にボディーの茶縞、トップ・ミドル・ボトムのスターリングシルバーメッキの総合的な意匠・質感は秀逸で極上の満足感をもたらしてくれるので、エールを込めてもう一本購入したい。100年以上の歴史・輝ける実績・社会的、文化的に貢献されている超名門店の伊東屋さんではこのような素晴らしい製品も定番商品にできるのであろう。自社の技術力・販売力に自信の無いメーカーは再現なく限定販売を繰り返す。極一部のメーカーではあるものの、もう少し限定販売の負の恐ろしさと本来の意味を考え直すべきかもしれない。
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